
はじめに
Flutterアプリの開発中、「新しいパッケージを反映させるコマンドは何だっけ?」「ビルドが通らない時の掃除コマンドは?」と手が止まることはありませんか?
本記事では、日常的な開発からリリース作業まで、Flutterエンジニアが頻繁に使用するコマンドを逆引き形式でまとめました。デスクの横に置いておく辞書のように、ぜひブックマークしてご活用ください。
1. 開発環境の確認・プロジェクト作成
開発を始める前や、エラーの原因を探る際に最初に使用するコマンドです。
環境に問題がないか確認する
Bash
flutter doctor
Point: インストール状況やAndroid Studio/Xcodeの設定ミスを自動で検知してくれます。エラーが出たらまずこれ。
新規プロジェクトを作成する
Bash
flutter create my_app_name
2. アプリの実行・デバッグ
日々のコーディングで最も使用するコマンド群です。
アプリを起動する
Bash
flutter run
接続されているデバイス(シミュレーター)を確認する
Bash
flutter devices
特定のデバイスを指定して実行する
Bash
# デバイスIDを確認してから実行
flutter run -d [DEVICE_ID]
3. パッケージ(ライブラリ)管理
pubspec.yamlを編集した際や、新しい機能を追加する際に使用します。
パッケージを新しく追加する
Bash
flutter pub add [パッケージ名]
# 例: flutter pub add http
設定ファイル(pubspec.yaml)の内容を反映させる
Bash
flutter pub get
未使用のパッケージを削除・整理する
Bash
flutter pub outdated # 更新が必要なパッケージを確認
flutter pub upgrade # パッケージを最新版にアップグレード
4. トラブルシューティング(困った時)
「なぜかビルドが通らない」「画像が反映されない」という時の魔法のコマンドです。
キャッシュを削除してクリーンにする
Bash
flutter clean
重要: ビルドエラーの8割は
flutter clean→flutter pub getのコンボで解決することが多いです。
5. ビルド・リリース(書き出し)
アプリをストアに公開したり、実機配布したりするためのファイルを生成します。
Android用(APK / App Bundle)
Bash
# インストール用のAPKを作成
flutter build apk --release
# ストア公開用のApp Bundleを作成
flutter build appbundle
iOS用
Bash
flutter build ios --release
Web用
Bash
flutter build web
6. まとめ:よく使うコマンド早見表
| 目的 | コマンド |
| 困った時の診断 | flutter doctor |
| アプリの起動 | flutter run |
| ライブラリ反映 | flutter pub get |
| 不具合時の掃除 | flutter clean |
| Android書き出し | flutter build apk |